相州アルプス

神奈川県でのアルプスと名の付くのは、鎌倉アルプス、三浦アルプス、そして最もマイナーな相州アルプス、でも、一番険しいのが相州アルプス。バリエーション好きなメンバーと歩いてきました。

高取山の山頂展望台から宮ケ瀬ダムを望む

実施報告

ヤマビルのいない時期にと計画されたが、最初のバリエーションルートに入る御門橋取付きのところでヒルの襲来に会う、やはり今年は例年に比べて桜も咲いたのが早かったが、ヤマビルの出現も早い。先が思いやられたが、途中の濡れた落ち葉のある尾根でもう一度、靴にとりつかれただけで、その後は無事だった。華厳山までのバリエーションルートは、後半の急登に苦戦するものの比較的歩きやすく、春を満喫して歩けた。

桜、ミツバツツジ、アセビなどの花が同時期に見ることができた。こんな年も珍しい。行程は、御門橋⇒高取山⇒華厳山⇒経ヶ岳⇒半原越⇒土山峠分岐⇒仏果山⇒高取山(同じ名前だが別の山)⇒愛川ふれあいの村 と、相州アルプスをほぼ全部縦走するコース、多少アップダウンはあるものの晴れた日は左に丹沢、大山や宮ケ瀬湖を見て右に東京、横浜のビル群を見ることができ、尾根歩きが楽しい、痩せ尾根・鎖場もありたっぷり楽しめる。 近くてとても良いコースなのにあまり歩くチャンスがなかったが、その魅力を再確認できた。総歩行距離、累積標高差などを考えると、トレーニングするにもってこいの山並である。

すれ違った10名程度で、静かな春風を受けながら快適な山行となった。

コース

合計距離: 12804 m
最高点の標高: 743 m
最低点の標高: 105 m
累積標高(上り): 1297 m
累積標高(下り): -1236 m
総所要時間: 08:20:30

山行写真