広沢寺 RCT

恒例の岩トレ、ロープが必要な場合に備えて基本練習!

もともと、沢登りの山行に行くには、この練習に参加することが条件だと、沢登りマスターが始めた基本を押さえる反復練習。今年は、沢に行く山行計画はないけれど、ロープをつかったクライミングの体験ができるからと、Tさんが企画してくれた。クライミング技術をもつ3名がコーチとなってバッチリとご指導! とても充実した時間となった。

コーチがトップロープのセットに軽々と!!

参加者は、コーチ陣を含めて18名、3つのグループに分かれて3本でスタート。既に他のパーティーも来ていて広沢寺の壁はとっても盛況。パラパラと小雨となった時もあったが、天候は問題なく、心配されたヒルもいなかった!!

初めてハーネスをつける人もいれば、毎年楽しみに参加しているベテランもいて、和気あいあいとみんな何度もトライ。 最初は怖がって登れなかった人も、いつの間にかしっかりと登れるようになって、みんな大満足。

コーチ陣の指導は、厳しくもあたたく、経験者から初体験者まで、ハーネスの装着、ロープの結び方、足場の確保、体の移動といった基本的技術を学ぶことができた。


午後になって、指導に飽きたコーチが、脇でホントのクライミングの練習を始めた。練習に使っている足場や手がかりのある場所でなく、小さなくぼみがところどころある程度のほぼツルツルの岩にとりついて、岩を探りながら登っていく。 何人かが同じ場所をトライさせてもらったが、クライミングシューズに履き替えても全く歯が立たない。このコーチ陣はかなりの上級者だとはわかっているのだが、あまりのレベルの違いに、クライミングと山登りは全く別物だということが実感された。 

クライミングシューズじゃなくても、何故かツルツルのところを登っていく!

山行写真