塔ノ岳 札掛起点

利用の少ない登山道から塔ノ岳山頂を目指し静かな山を楽しむ

計画書

実施報告

　朝7時前には、札掛の駐車場に集合してスタート。昨日の雨から一変して青空。川沿いではオオルリが素晴らしい声を響かせていた。

境沢林道を進みゲートを越えて、登山道を進むと、「上級者向」という見慣れない標識を見つけた。そっちじゃないと、目的の尾根への道を探すものの、とりつきを失敗して道のないところから無理やり急登を登り目的の尾根に乗る。落ち葉たっぷりの道がない山肌だったけど、ヒルがいなくてよかった！　途中にザレた痩せ気味な尾根がでてきたが、さほどヤバそうなところもなく、無事に行者ヶ岳に出てこられた。バリエーションなので当然かもしれないが、表尾根から行者ヶ岳に来たときには、全く気が付かないコース。行者ヶ岳で休憩している方から「変なところからでてきましたね」と声をかけられる。物好きを自嘲する気分と他の人はあまり知らないとこを歩けた嬉しさと半々。

行者ヶ岳からは、表尾根に出て塔ノ岳に普通に歩く、途中で霰がパラパラと落ちてきたが、程なく晴れた。塔ノ岳ではさすがに人が多かった。新大日まで戻り、表尾根から外れて長尾尾根から札掛に戻った。長尾尾根はとても快適で、新緑の中をいつまでも歩いていたい気分になれるほどだった。山道は、よく整備されていてここがマイナーなルートとは思えなかった。GW中にも関わらず表尾根以外ではだれにも会わず山道は貸切状態で、シロヤシオやとても珍しいミヤマシャクヤクも見つけることができて、快適な山歩きが楽しめた。

山行写真