白馬花巡り

姫川源流の親海湿原と三白(サンジロ)平でトレッキングと花を楽しむ。

計画書

実施報告

天気予報が日によって変化し実施が危ぶまれたが、予報が好転したので実施を決めることができた。
1日目の姫川源流、親海湿原では、ガイドの北原さんが知識を余すところなく発揮してくださり、さまざまな植物の名前だけでなく、その見分け方や背景まで教えていただけた。 ペンションテントキーパーでの夕食後は、Mさんのギターで大いに盛り上がり、メンバーの親睦を図ることができた。
2日目の猿倉からの道は北原さんがとてもゆっくりのペースで歩いてくださったので、皆楽々と歩みを進めることができた。念のためにアイゼンを持参したが、北原さんがピッケルで雪に足を乗せる場所を作ってくれたり、アイゼンを履かなくても歩ける雪渓だったので良かった。
三白平からは、頂上までは望めなかったが、雪渓の残る白馬槍ヶ岳、杓子岳が眼前に迫り、その雄大な景色を楽しむことができた。また、槍温泉小屋も見つけることができ、毎年立て直している小屋だと思うと感慨深かった。


花は白色系のキヌガサソウ、サンカヨウ、ミズバショウ、ニリンソウ、黄色系のリュウキンカ、ミヤマキンポウゲ、ミゾホウズキ、オオバキスミレ、ピンク系のオオサクラソウ、ムラサキヤシオ、ミネザクラ、イワナシ、イワカガミ、ユキワリソウ、ショウジョウバカマ、紫色系のシラネアオイ、ムシトリスミレなど、多くの花を見ることができた。珍しい白いショウジョウバカマも見ることができた。特に大群落だったのは、サンカヨウ、キヌガサソウ、ミズバショウで見事だった。まさに花巡りの白馬だったと言える。
歩行時に大量の虫が発生しており、刺されてしまった人がかなり出てしまったのは想定外だった。事前に調べ、虫よけ網等の準備が必要であった。

ルート

合計距離: 2668 m
最高点の標高: 762 m
最低点の標高: 739 m
累積標高(上り): 100 m
累積標高(下り): -100 m
総所要時間: 02:16:30
合計距離: 9880 m
最高点の標高: 1833 m
最低点の標高: 1228 m
累積標高(上り): 1091 m
累積標高(下り): -1106 m
総所要時間: 07:32:57

山行写真