雨飾山

日本百名山で頚城山塊の雄峰「雨飾山」に遊ぶ

計画書

実施報告

天気に恵まれ、2日間とも気持ちよく行動することができた。
「ブナ林」から鎌池に至るコースを歩く、サルナシがたくさん実をつけていたが、残念ながら熟していなかったので、味わうことができなかった。また、いたるところに様々なキノコやギンリョウソウがたくさん見られた。鎌池周辺は紅葉の時期には大変な混雑とのことだが、紅葉はきっと素晴らしいに違いない。池に写る木々や山々が神秘的だった。
雨飾荘は、以前旅館だったそうで、館内の雰囲気や、スタッフの対応、食事のメニュー等申し分ないものだった。その割に宿泊代が割安で、山に登らなくてもまた泊まりたい宿であった。

鎌池
サルナシ

雨飾山の登りは、かなりの急登が続いたが、歩くペースがゆっくりで息が上がることもなく、景色を楽しみながら歩けた。ゆっくりのペースでも着実な歩きで、計画より早い山頂到着となった。
笹平はその名の通り、笹の原っぱで、丘から眺める登山道は女性の横顔が描かれているようだった。笹平にはミヤマリンドウがたくさん咲いていて、美しい紫色に心が和んだ。
山頂は北峰と南峰に分かれていて標高は北峰の方が上である。霧がかかっていて眺望が望めなかったことだけが残念だった。
下山中に中の池の近くの池には、モリアオガエルの赤ちゃんがミズバショウの葉の上にたくさん乗っていた。初めて見ることができたのでうれしかった。
下山道は、岩がごろごろしていて、しかも苔が生えていて滑りやすく、とても神経を使う下山になった。そのため、慎重に歩いたので時間がかかった。 下山後は雨飾山荘で入浴し、さっぱりして帰路についた。

雨飾山の女神
ミヤマリンドウ
モリアオガエルの赤ちゃん

ルート

合計距離: 7527 m
最高点の標高: 1965 m
最低点の標高: 881 m
累積標高(上り): 992 m
累積標高(下り): -1275 m
総所要時間: 08:25:11

山行写真