北岳・間ノ岳
日本第 2 位と 3 位の高山を歩き固有種の北岳草を観る。
計画書
実施報告 (要約)
目的:北岳草の観察と3,000m級の山頂3峰登頂
結果:目的達成に加え、雷鳥観察のおまけも
1日目(6/26):
- 芦安駐車場から広河原行きバスで出発
- 広河原から白根御池小屋まで登山(2.7km、登り754m)
- 予定より1時間早く小屋到着、余裕のある歩き
- 小屋で翌日の計画確認と情報収集
2日目(6/27):
- 5時に白根御池小屋を出発
- 草すべりの急登を経て、小太郎尾根分岐、肩ノ小屋を通過
- 9時20分に北岳山頂到着(3,193m)、360度の絶景を堪能
- トラバース道で北岳草を観察
- 北岳山荘で荷物をデポし、間ノ岳(3,190m)へ往復
- 中白根山(3,055m)で休憩、雷鳥観察
- 15時30分頃に北岳山荘に戻り宿泊
3日目(6/28):
- 6時に北岳山荘を出発、雨天のため慎重に下山
- 八本歯のコルを経て大樺沢左岸へ
- 残雪地帯でアイゼン使用に関する反省点あり
- 白根御池小屋を経由し、広河原に到着
- 大雨による林道通行止めでバス運休
- 幸運にもタクシーを確保し、芦安駐車場まで移動
- やまなみの湯で入浴後、夢庵で食事をして解散
反省点:
- 残雪地帯での装備選択(チェーンスパイクとダブルストックが適切)
- アイゼン使用の判断
ハイライト:
- 北岳草の観察成功
- 3,000m級3峰(北岳、間ノ岳、中白根山)登頂
- 雷鳥観察
- 大雨でのバス運休時の幸運なタクシー確保
教訓:
- 山の天候や残雪状況に応じた適切な装備選択の重要性
- 予期せぬ事態(バス運休等)への対応力
- モンベル会員証など、各種優待の活用
この3日間の山行は、目的を達成しつつ予想外のできごとも経験し、貴重な学びと思い出を得られた充実した登山となりました。天候や残雪状況への対応、そして下山時の幸運な展開など、山ならではの醍醐味を味わえました。