鳩ノ巣渓谷
早春の葉山から田浦までの尾根道をトレッキング
計画書
実施報告
酷暑も予想される時季の3連休中の山行ということで、公共交通機関を利用していける涼しい場所を探し、ここを選んだ。 梅雨前線がすこし南下し奇跡の青空がのぞく朝を迎えた。 JR青梅線古里駅でまずHMさんからスイカをごちそうになり、上々の気分でスタート。 青梅街道を奥多摩駅方面に500mほど歩き、消防団詰所の先から多摩川に沿って下っていく。 寸庭橋を越え、松の木尾根までの急な登りを越え、松の木尾根の展望台でお昼休憩。
その後、鳩ノ巣駅方面へ下り雲仙峡を渡り「大多摩ウォーキングトレイル」に入ると雄大な渓谷の景色が現れる。 マイナスイオンを浴び、涼みながら多摩川の絶景に皆うっとり。 吊り橋の鳩ノ巣小橋を渡り、多摩川を右に見ながら進むと、河原には大きな岩がゴロゴロと点在。慎重に道を進むこのあたりが渓谷歩道のハイライト。
河岸ではキャンプやバーベキューや水遊び、カヌー教室を楽しむ若者の姿が。 途中、大輪のやまゆり、イワタバコ、アジサイその他の野の花があちこちに咲き、癒される。 さらに進むと白丸ダムに到着。 ここは東京都交通局が都営地下鉄のために電力供給を目的として昭和38年に作られた発電ダム。 ほどなくして数馬峡橋を渡ったら、静かな樹林の道も終わりに近づく。 ここからは青梅街道に出て奥多摩駅を目指して30分ほど歩く。 駅の手前でワサビ専門店にてお土産のわさび漬けをゲット。 14時10分に奥多摩駅に到着。
年齢の垣根を越えて交流できる山行をモットーに計画したが、梅雨時にもかかわらず多くのシニア・若手メンバーに参加いただいた。シニアメンバーとなかなか山行でご一緒できないと嘆いていた若手メンバーはすごくうれしそう。 「はじめまして」から始まり、「あら、私の娘と同い年なのね」とすぐに打ち解けて会話が弾む。今回お試し参加されたFさん、最初こそ緊張気味であったが、メンバーがかわるがわる気さくに声掛けしてくれたおかげで、後半は皆とすっかりなじんで楽しそうな様子であった。CLがダウンするというハプニングもあったが、参加者全員に盛り立てていただき、無事完歩できたことに感謝した1日であった。
ルート
最高点の標高: 389 m
最低点の標高: 267 m
累積標高(上り): 415 m
累積標高(下り): -365 m
総所要時間: 04:16:12