鳥海山・月山
東北の名峰「鳥海山」をゆったりと高山植物を愛でながら登頂し新山の荒々しさを味わい,信仰の山「月山」にも訪れ高原ハイキングを楽しむ。
2年前から計画していた鳥海山・月山は、今年も天候のためTTCの年間計画としては中止となったが、どうしても行きたくなって少人数で実施した。幸い天候に恵まれリベンジ山行としては最高だった。
初日:
厚木から電車を乗り継ぎ、鶴岡駅からレンタカーで鉾立登山口まで、ここからスタートし2時間で御浜小屋に到着。 自分たちは、2日目の行程を短くするために御浜小屋に宿泊したが、ここからの夕日・星・朝日の写真を撮るために下山途中で宿泊しているという方が居て、なるほどと納得。一同、日本海に沈む夕日と深夜のミルキーウェイに感激。
2日目:
小屋のご主人から、影鳥海(海側に鳥海山の影が映る現象、秋がベストらしい)が見えると教えもらった。出発時間を少し早め、東に朝日、西に影鳥海を拝んでから最高のスタート。
花はたくさん咲いていた。驚いたのは、オニヤンマの数。これほどたくさんのオニヤンマが飛び交っているのは初めて。
今年は暑いせいか雪渓は小さくアイゼンを使うことなく山頂直下の小屋に到着、岩稜帯の試練を越えて、狭い山頂に立つことができた。岩稜帯を登っているときから霧が出てきたが、山頂では綺麗に晴れて素晴らしい眺望が得られた。
外輪山に出て下山し、ほぼ計画通りに翌日に登る月山に近い宿まで移動した。
3日目:
月山の登山口の駐車場が満杯になることを恐れて、5時に宿を出発。幸い駐車できたが、6時前でもかなり満杯状態。関東ナンバーの車が多くこの山の人気の高さを感じられた。
スタート時点では、快晴だったが、ほどなく濃い霧となり、全くあたりが見えなくなってしまった。風も冷たく寒いくらいの状態で山頂の神社に近づくと、不思議なことに霧が晴れてきて、月山の素晴らし眺望を満喫することができた。快晴は下山まで続き、終わりたくない思いで多くの休みを設けてゆっくりと山行を終えた。
ルート
最高点の標高: 2238 m
最低点の標高: 1156 m
累積標高(上り): 1409 m
累積標高(下り): -1450 m
総所要時間: 23:38:30
最高点の標高: 1992 m
最低点の標高: 1374 m
累積標高(上り): 698 m
累積標高(下り): -687 m
総所要時間: 06:34:11