入笠山

山頂からの 360 度 の大展望と初夏の湿原をめぐる

計画書

実施報告

空梅雨のような連日の暑さの中、予定通りに富士見ﾊﾟﾉﾗﾏ P に着いた。お試し参加の３名の方の自己紹介を済ま せ、ｺﾞﾝﾄﾞﾗ山頂駅に向かった。M・H さんに準備運動をお願いし、体がほぐれたところで歩き始めた。標高 1734ｍ に位置する入笠湿原では気温は一気に下がり、涼やかな風と花々が迎えてくれた。ｱﾔﾒの群生、ﾊﾅｼｮｳﾌﾞ､ｷﾊﾞﾅﾉﾔﾏ ｵﾀﾞﾏｷ、沢沿いにはｻﾜｷﾞｸ、ｸﾘﾝｿｳなど様々な草花が咲いていた。ｺﾞﾝﾄﾞﾗ利用者に配られた花の冊子を見ながら整備 された木道をゆっくり歩き､次に入笠山山頂を目指した。

山頂からは 22 座の百名山が見られるそうだが霞んでピ ークは雲に隠れて残念であった。（山座同定の時間をﾍﾞﾃﾗﾝの先輩方にお願いすれば良かったと後から気づかされ た。） 

頂上での昼食後、大阿原湿原へ向かった、入笠湿原とは対照的にひっそりと静まり返った景観で、草花より、低 木が湿原の中に混在し、一面を覆った苔むした岩など見ながら遊歩道を周回した。 

入笠湿原に戻ったところで、M・Y さんがｱｻｷﾞﾏﾀﾞﾗが舞っていたと教えてくれた。＊ｱｻｷﾞﾏﾀﾞﾗは日本列島を移動す る渡り蝶で、台湾から北海道へと北上し、秋に南下するらしく、やっと半分来たところなのだろうからゆっくり 休んで欲しいものだ。） 

ｺﾞﾝﾄﾞﾗ山頂駅には予定時刻を少々過ぎて戻ってきた。 

今回はお試し山行の参加者 3 名を含め 18 名のﾊﾟｰﾃｨｰで CL 経験の浅い自分に務まるか、不安だらけでｽﾀｰﾄした。 山行中、判断力の欠如で右往左往してしまった場面も度々あった。しかしながらその都度適切なｱﾄﾞﾊﾞｲｽを頂き、 計画通りの山行を終えることができた。 

参加された皆様、お疲れさまでした。ご協力ありがとうございました

実施記録