利尻山
景色を堪能しながら離島の百名山を歩き、花の浮島とも呼ばれる礼文島で花の季節にゆったりと 1 日を過ごし、心に残る山旅と花との触れ合いを堪能する
計画書
実施報告
15 日
9 年振りに北海道に上陸した台風と伴に稚内に到着、自他ともに雨男と言われる M 氏は、箔がついたと苦笑い。幸い雨も風も無い。ウニが無い店もあったので事前にウニの有無を確認してレンタカーでウニ丼の有名店でまず腹ごしらえ。ノシャップ岬と宗谷岬を観光してからフェリーで、利尻島の民宿に到着。利尻山の山頂付近は雲の中のまま。天気予報とレンタカー屋に相談しながら、登頂日を 17日に延期。予備日を計画に組み込んでくれた K 師匠に感謝!。
16 日
早朝から雨。レンタカーで名所めぐり。訪れた場所の職員さんから M さんがいろいろと情報を引き出して狙いを定めながら買い物や食事と観光に徹し雨でもそれなりに楽しめた。
17 日 利尻山登頂日
曇り。5 時前に宿のバスで利尻北麓野営場に送ってもらい、早々に登山開始。高度が上がると港の景色が良く見えた。
長丁場なのでゆっくりと休み休みいこうと話していたにもかかわらず、給水のみでほとんど休憩なく歩き避難小屋に到着、この辺りからガスっぽくなって展望もなくなる。
沓形分岐の手前で巨大なパイプ輪切りにし立てその中に土砂をつめて階段状に山道を作っている場所に到着すると“あと 15m”の標識に歓声があがった。この大きなパイプの階段を越えたあたりに山頂かと期待しながら歩くとまだまだ、、、あれは工事の目標だったのか?、後で確認すると“土のう袋置き場まで“と小さく記載、ヤラレタ!
ガスで視界が全く効かない中、崖で可憐な“リシリヒナゲシ”を発見。この山行の目的の一つをクリア。山頂は、真っ白で視界はゼロ。 山頂の祠に一緒に来れなかった K 師匠の写真と縁のものを置いて記念撮影と黙祷。
避難小屋に戻って昼食とし、その後は快調なペースで下山した。小雨がパラつくこともあったが涼しく健脚揃いで随分と早く下山できた。


18 日
雨のち曇り時々雨
礼文島に到着後、早々に宿に荷物を預けて観光。岬巡りコースを歩く予定だったが、天気が悪いので花のある桃岩展望台コースに変更。様々な花が見えたものの展望がないことを嘆きながらも当初の予定をクリアし花で慰められた観光を終え、夜は今回の山行の祝杯をあげた。
19 日
小雨のち曇り
当初の計画では早朝の散策としていたが、天候も悪く中止し、のんびりとフェリー待ちして移動開始。港から空港まではバスを予定していたが、待ち時間が長いのでタクシーに変更。再訪問するならいつがいいかという質問にはドライバーの方も宿の方も同じで、ここ数年の気温の変化で花の時期が前倒しとなりベストシーズンは 5 月下旬からとなっているとのこと。
今回の山行?を通じて、一度も利尻山の頂きを見ることはできなかったし、青空も無かった。晴れ男・晴れ女を連れてリベンジせねば!
実施記録
ルート
最高点の標高: 1714 m
最低点の標高: 213 m
累積標高(上り): 1622 m
累積標高(下り): -1609 m
総所要時間: 09:11:46































