国営武蔵丘陵森林公園
好天に恵まれた4月25日(土)、8名のメンバが参加して、国営武蔵丘陵森林公園内の広大なお花畑に今を盛りに咲き誇るアイスランドポピ-、ルピナス、ネモフィラをはじめ、数えきれないほどの花々を愛で、行動時間5時間20分、歩行数約22,000歩のフラワ-ハイキングを楽しんだ。
計画書
実施報告
今回の訪問地は、1976年に我国初の国営公園として、埼玉県滑川町と熊谷市に広がる武蔵丘陵304haに開設された国営武蔵丘陵森林公園。この時季、一斉に見頃を迎えた70万本のポピ-、10万本のルピナス、53万本のネモフィラをはじめ、江戸の春を告げる花として江戸庶民に愛され続けた約265品種のサクラソウの花を愛でることを目的としたフラワ-ハイキングを実施した。
往路は、相鉄海老名駅始発特急川越市駅行きに乗車し、和光市駅で東武東上線特急小川町行きに乗換え、約2時間20分を要して、全員座席に座ったまま目的地の森林公園駅に到着。ここからバスに10分乗車し、国営武蔵丘陵森林公園南口ゲ-トに到着。シニア割の入園料210円を支払って、早速入園した。
最初に訪れたのは64,400m2の広大な運動広場に広がるアイスランドポピ-のお花畑(写真あり)。視界の果てまで続く色とりどりのポピ-の絨毯に度肝を抜かれた。また、ポピ-畑の縁を帯状に取り巻くサクラナデシコの深紅色の花も目立つ存在だった。
中央レストラン前の休憩卓で昼食を済ませてから、中央ゲ-ト前広場に進み、噴水の前に立派な花壇(写真あり)やユキヤナギ(写真あり)、オオテマリの白花、白藤(写真あり)の花に続き、紅花を密集させたアメリカハナミズキの大樹(写真あり)を見上げ、水鳥が遊ぶ本公園最大の山田大池の畔をのんびり散策。上流の渓流広場に到着すると、広場のシンボルツリ-「栃の木」の巨木の枝に咲く円錐状の栃の花を見つけ(写真あり)、メンバ-から花を見るのは珍しい!の声が挙がった。また、園内のいたるところに、今では珍しいキンランの花(写真あり)や樹林帯の中にひっそりと咲くヤマツツジの花を沢山見かけた。
渓流広場から階段を登ると、こもれび花畑に到着する。緩やかな斜面の疎林の中に色とりどりの花を咲かせる広大なルピナスの群生地に出会い(写真あり)、全員大興奮。もともと寒冷を好む花。北海道上士幌周辺や十勝岳山麓のフラワ-ランドかみふらのに、有名なルピナス花畑があるようだが、本公園の約10万本のルピナス畑は日本最大規模の群生地といえそうだ。ルピナス群生地に隣接して、青に交じって白い花を咲かせる4000本のデルフィニウム(写真あり)と、盛りを過ぎてしまったクリスマスロ-ズ畑。その隣の紅黄葉樹林内には少し盛りが過ぎたが、青色の花を咲かせたシラ-の群生地(写真あり)にも立ち寄った。
園路を北ゲートに向かって少し進むと、ボタニカルカフェの先に4~5区画のボ-ダ花壇とカラ-リーフガーデンに到着する。ボ-ダ花壇には、園路の両側に帯状の花壇がデザインされ、多種多様な円球状の花を咲かせるアリウム類(写真あり)の他、ドイツアヤメ(写真あり)の他、欧州の国名を冠した西洋アヤメ類、オオベニウツギ(写真あり)、シャクナゲ類、多種多様な葉色と花を咲かせたマンサクの生垣。カラ-リ-フガ-デンには、多彩な花色と花形状のチュ-リップ(写真あり)の他、つぼみを大分膨らませた春バラが目立った。
毎年この時季、少し奥まった第2苗圃のビニ-ルハウス内に、サクラソウが特別展示されており、滅多にない機会なので、立ち寄って見学した。サクラソウは古来から国内に自生していたが、江戸時代以降、園芸種の開発が盛んに行われ、現在300品種に及ぶという。本公園では、現在265品種を保有し、それら園芸種を大切に保護・栽培しているという。見学したビニ-ルハウス内には、鉢に植えられた多種多様な花色・花形のサクラソウが所狭しと展示されていた(写真あり)。また、植物園展示棟の前庭には、往時の江戸市中でよく見られた33品種の鉢植えのサクラソウを5段に並べ、三方を障子で仕切った花壇が、再現・展示されているのを興味深く見学した(写真あり)。
なお、サクラソウの原生種も、さいたま市桜区の「田島ヶ原サクラソウ自生地」等に現存しており、国の天然記念物として唯一指定され、地元の行政やボランティアによる保護活動によって、埼玉県の県花として、絶滅しないよう、しっかり守られているようだ。
最後の立ち寄り先は、西口ゲ-ト前の面積約16,000m2の西口ひろば。この時季、ひろばの丘陵部は、約53万本のネモフィラの青い花の絨毯に覆われていた。このダイナミックな景観を写真に収めようと、多くの人々が、スマホを掲げ、写真撮影に余念がない(写真あり)。
ここからゴールの南口ゲ-トまで距離約3.5km、徒歩40分を要する。最後の立ち寄り先とし野草園コ-スの散策を予定していたが、カタクリもニリンソウも花季が終わってしまっていることもあり、今回は割愛し、南口ゲ-トに直行した。帰路は森林公園駅始発の特急横浜中華街行に乗車し、武蔵小杉駅乗換で、海老名駅まで2時間10分を要して7:00pm前に海老名駅到着・解散した。





















