熊野古道

熊野古道(中辺路コース)を辿って熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)を詣でる。

計画書

実施報告

実施日: 2025年11月29日(土)~ 12月2日(火) 3泊4日
天候: 晴れ
レベル
: ★★☆
参加人数: 11名 (男性4名、女性7名)
交通手段: 公共交通

熊野古道・中辺路を4日間かけて歩き、熊野三山(速玉大社・本宮大社・那智大社)を巡りました。

1日目:神倉神社の石段とゴトビキ岩
新宮ステーションホテルから徒歩で速玉大社へ。観光客も少なく静かに鮮やかな朱色の社殿を見学できました。続いて向かった神倉神社では、ご神体「ゴトビキ岩」へ続く大小の自然石を組んだ急な石段に圧倒されました。息を切らして登り切った先には、海と町を見渡す絶景が待っており、登った甲斐を感じました。

2日目:熊野古道の雰囲気と川湯温泉
発心門王子から本宮大社までは、杉木立と石畳が続く「これぞ熊野古道」という雰囲気の道でした。白装束のお遍路さんや法螺貝を吹く方ともすれ違い、古道の風情を存分に味わいました。
宿泊地の川湯温泉では、河原に作られた露天風呂で湯浴みを楽しみ、民宿「立石」の豪華な夕食に舌鼓を打ちました。

3日目:小雲取越と廃校の宿
早朝6時半オープンの「仙人風呂」を楽しんだ後、請川バス停から小口自然の家へ。4時間以上に及ぶ上り坂が続くハードな行程でしたが、無事に到着。廃校をリノベーションした宿は、小学校時代の懐かしさを感じさせる造りでした。宿泊客の多くが外国の方で、英語のアナウンスが飛び交う国際的な雰囲気に驚きました。

4日目:大雲取越の難所と那智の滝
標高差1400m、歩行距離16kmという今回の最難関ルート。安全を考慮し、計画通り歩くグループと、タクシーを利用して途中(地蔵茶屋)まで移動するグループの二手に分かれて行動しました。
徒歩組は、延々と続く階段状の石畳(胴切坂)に苦戦しながらも、舟見茶屋跡から海と島々を見下ろす絶景に感嘆の声を漏らしました。
最終的に那智大社で無事合流。三重塔と那智の滝が織りなす日本一の落差を誇る名瀑の景色は見事でした。二手に分かれた判断は結果的に良く、全員が余裕を持って温泉や夕食を楽しみ、帰路につくことができました。

【総括】
速玉大社(過去)、那智大社(現在)、本宮大社(未来)を巡り、雄大な自然と歴史が一体となった熊野信仰の「よみがえりの旅」を体感しました。メンバーからは早くも「来年は大辺路に行きたい」との声が上がるほど、充実した山行となりました。

ルート

合計距離: 28339 m
最高点の標高: 888 m
最低点の標高: 59 m
累積標高(上り): 2232 m
累積標高(下り): -1965 m
総所要時間: 05:58:24

山行写真