妙法ヶ岳

三峰神社奥宮の祀られている岩峰へ、表参道から登る

計画書

実施報告

当日の朝は渋滞もなくスムーズな交通状態で、予定より30分早く登山口である大輪バス停に着いた。表参道は昔の面影を残す朽ちた土産物屋や宿泊施設がまだ残っており物寂しさを感じた。そのせいか2~3組の登山客と会っただけで、今は利用する人もあまりいないようである。参道というよりはなだらかなハイキングコースという感じで随所に「丁目石」が立っていた。

「清浄の滝」はこぢんまりした滝で、周囲の水滴が滴るところでは多くの氷柱が見られ寒々しさが感じられた。冬の登山道では野鳥がよく観察でき、今回もカケス、ウソ、ヤマカラ、シジュウカラなどが飛び交っており、澄んだ鳴き声に混じってダミ声で鳴く鳥もいた。

清浄の滝

奥の院に向かう参道には鳥居が有り、右手に雲取山に向かう道標が立っていた。また登山道の一部が杉並木になっており風情があった。

頂上に向かうにはいくつかの岩のピークを越えていくが、梯子や階段が整備されており、最後に短い鎖があった。 妙法ヶ岳の狭い頂上は立派な祠で占められており、両神山などの山々が眺望が堪能できた。 帰りに三峯神社に寄り参拝しようとしたが、参拝者が長蛇の列になっていたため参拝は諦め、境内の散策のみとなった。

山頂からの両神山と浅間山
妙法ヶ岳山頂の祠

山頂直下の唯一の鎖場

ルート

合計距離: 10445 m
最高点の標高: 1331 m
最低点の標高: 371 m
累積標高(上り): 1346 m
累積標高(下り): -665 m
総所要時間: 06:10:06

山行写真